韃靼(ダッタン)そば

韃靼ソバとはタデ科ソバ属の一年草。ソバと同属であるが、自殖性です。韃靼ソバを含むソバ属植物は、中国甘粛省からパキスタン北部まで分布しますが、韃靼ソバは四川省、雲南省、東チベット等の、境界付近で栽培化されたと考えられます。また、ネパール、チベット、中国南部、東北部などでは、食用や飼料用として栽培されているそうです。

種子の成分は普通ソバとほとんど違いがみられませんが、ルチン含有量は、なんと!ソバの約100倍で非常に多く含んでいます。しかし韃靼ソバの実にはルチン分解酵素も多く、粉への加水で急速に分解して苦み成分のケルセチンを生成します。この独特の苦みのために「ニガソバ」とも呼ばれています。ルチンを豊富に含む健康食品の韃靼ソバは、お茶あるいは麺類として加工、販売されています。