南蛮(なんばん)蕎麦

お蕎麦屋さんでは、冷たいお蕎麦、温かいお蕎麦、色々なメニューがありますが、よく〇〇南蛮といわれるものがあります。寒い季節にぴったりの鴨南蛮、カレー南蛮などがよく知られております。

ところで、このお蕎麦屋メニューの南蛮とは、どういう意味なのでしょうか?実はお蕎麦屋さんにおける南蛮とは、ねぎのことを言います。室町時代末期から江戸時代にかけて、インドシナをはじめとする南海諸国を南蛮と呼んでおりました。そこから来る人や物も南蛮と呼んでいたそうです。

南蛮人はネギを好んでよく食べていたことから、ネギのことを南蛮と呼ぶようになり、そして、ネギの入った料理も〇〇南蛮と呼ぶようになったという説があります。

そして、もうひとつですが、昔の大阪のミナミ(灘波地区)ではねぎの収穫が豊富で、蕎麦などを食べるときにはねぎをたっぷりと乗せていたそうです。このねぎ蕎麦のことを「ナンバ蕎麦」と呼んでいたそうで、ナンバ蕎麦→南蛮蕎麦となっていったという説もあるそうです。