彼岸(ひがん)そば

旧暦では立春は二月上旬、立秋は八月上旬です。新暦の感覚からすると本当の季節の変わり目は、春と秋のお彼岸のころとなります。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がまさにぴったりです。

彼岸とは、春分、秋分(24節気の節気ひとつで、昼と夜の長さが等しい日)を中日として、その前後7日間のことをいいます。季節の変わり目であるお彼岸は体調を崩しやすいので、特に体に気をつけようということから、春と秋のお彼岸には消化のよいうどん・そばで胃腸を整え、体調を万全にする習慣が彼岸そばです。

繊維質やミネラルの多いそばが「五蔵六腑の汚れを清める」、「蕎麦を食べて体を清め、先祖を迎える」という言い伝えにつながり、彼岸そばとして生活の節目に欠かせないものになっています。