討ち入り(うちいり)蕎麦

討ち入り蕎麦とは、巷の説によりますと、忠臣蔵の赤穂浪士大石良雄らが討入りの前にそばを食べたといわれています。元禄十五年(一七〇二)の十二月十五日に、吉良義央(きらよしなか)を討って首尾よく本懐をとげたが、その前夜、そば屋楠屋十兵衛またはうどん屋九兵衛の二階で勢揃いし、縁起を祝って手打ちそばやうどんを食べたということになっています。これにちなみ、十四日の義士祭にはそば供養を行なうしきたりがあるそうです。