雛(ひな)そば

雛そばとは、3月3日の桃の節句、又は翌日の4日に雛壇に供える節句そばです。お雛様と来年までのお別れを告げるためとか、お雛様の引越しだからと雛壇に清めの蕎麦をそなえます。

雛壇に供えられていた蕎麦は初めは普通の”二八そば”でしたが、時代とともに変化して、「三色そば」や「五色そば」という、かわりそばが供えられるようになっていったそうです。

ところで変わりそばというのは、さらしな粉という白いそば粉に、食品を混ぜて彩りや風味をつけたそばのことです。たとえば抹茶をまぜた茶そばなどはおなじみだと思います。その他にも、抹茶、よもぎ、あおのり、えび、べにばな、たまご、くちなし、鬱金、黒ごま、海苔、昆布など等、色とりどりのお蕎麦がどれも綺麗で美味しそうですね。

なお、余談ですが雛そばの場合はあくまで3月3日と3が重なる(重三)縁起から、三色そばが本来のあり方ともいわれております。