そばは体を守ってくれる

〇生活習慣病を防ぐ
そばが高血圧に良いということは、昔からいわれてきておりますが、これはそばに含まれているルチンの働きにあります。ルチン(ポリフェノールの一種)には、毛細血管の強化と保護や血流の改善のほかにも、糖尿病・動脈硬化・脳梗塞などの生活習慣病の予防に効果を表します。ただし、ルチンは水溶性のため、そばを茹でると茹で汁の中に流れ出てしまいます。そのため、お蕎麦を食した後にそば湯をいただくのが最適といえます。

〇肝臓を守る
そばは、酒飲みの害を少なくする食物として昔から知られておりますが、その理由はそばに含まれるコリンにあるといわれています。コリンには肝臓を保護し、お酒を飲む際に肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあるので、脂肪肝・肝硬変の予防に効果を発揮します。昔の人が、お酒を飲んだ後にそばを食べていたのも、実に理にかなったことといえます。これを知ると粋なお蕎麦屋さんで美味しいお蕎麦とお酒をいただきたくなってしまいますね。また、コリンには尿中に食塩の排出を促進する働きも持っており、高血圧の予防にも効果があります。
その他にも自立神経失調症の予防に効果的なアセチールコリンを作る原料となります。

〇豊富な食物繊維
そばには4~7%の食物繊維が含まれていており、これは小麦粉の約2倍、白米の8倍以上と、他の穀物類の中でも最も多く含まれています。よく知られますように、食物繊維は便秘の予防や解消に効果があります。このことからダイエットや美肌にも良いといえます。