在来種(ざいらいしゅ)と改良品種(かいりょうひんしゅ)

日本の蕎麦は、昭和20年ぐらいを境に、在来種から改良品種へと変わっていったらしいそうです。そうした改良の理由は、栽培のしやすさや収穫量のためです。それ以前は、日本各地にその土地ごとに育てられてきた在来種がありました。

在来種とは、固有の土地に長い間栽培されてきた品種のことです。改良品種は、農業試験所で改良され、特別な名前がついた品種のことです。在来種の多くは栽培地の名を頭につけて呼ばれるものですが、蕎麦は稲や麦などの多くの作物が「自家受粉作物」であるのに対し、昆虫の力を借りた「他家受粉作物」であるため、品種としての均一な特性を維持することが難しい部分があります。