2014年福井県蕎麦の栽培日記その3

「地元福井新聞にソバ大幅不作予想の記事」

2014年蕎麦栽培日記9月16日更新です。先日の福井新聞に「ソバ大幅不作予想」の記事が載っておりました。

「昨年に引き続き製粉会社にとっては厳しい状況」

今夏の天候不順影響・・・種まき直後の雨によるソバの大幅な収量減を予想。ソバは7月下旬から8月上旬の台風や長雨で、種のまき直しや根腐れが発生。「収量は不作だった昨年を下回る可能性もある」とした。

福井県産ソバ大幅不作予想
福井新聞2014年9月13日の記事より

「国産(福井県)のソバの作付け・収穫量について」

因みに平成26年1月28日公表の農林水産省の農林水産統計では、平成25年のソバ収穫量について福井県は作付面積においては長野県に次いで3,850haで全国4位であるが、収穫量は924tと前年(平成24年)の収穫量(2,154t)と比較して約43%と大幅な収穫減でした。

今年度が昨年度にもまして更に収穫量が減予想と厳しい状況であります。弊社管理しております栽培地におきましても、各地区を見て廻っておりますと場所によりかなり成育にムラがあり、まずまず成長している場所がある反面、一部におきましては収穫が期待できない場所も見られます。

福井県産ソバが大幅不作

今年度は何とか一年を通しての製粉量を何とか確保できておりましたが、さて新年度についてはどうなる事か非常に頭を悩ませております。今後天候等が安定したまま成長していって欲しい。そして10月下旬からの収穫時を迎えることができればなと思っております。