2013年福井県蕎麦の栽培日記その1

「平成25年福井県産ソバの栽培を開始しました」

今年のソバの栽培がいよいよ開始しました。8月上旬より打合せを行っておりました今年のソバの栽培がいよいよ開始いたしました。

「今年のソバの播種作業は8月中旬より開始」

こちら福井県では7月下旬から8月に入る頃は若干天候が不安定な感じだったため、盤の状況も心配されましたが、8月中旬より無事開始することができました。30度を超える真夏の炎天下の中、各地区にて耕起、整地、播種と作業を行いました 。

ソバ圃場草刈と耕起
ソバ圃場播種
ソバ圃場播種完了

「播種より数日後ソバの発芽を確認いたしました」

播種より5日程度経過し、栽培各地区を見て廻りますと、茶色い土の面に緑の線が見られます。小さい芽ですがソバの発芽を確認いたしました。毎年のことですがソバの生育の速さと生命力の強さを感じさせてくれます。このまま良い天候のまま経過してほしいものです。

蕎麦発芽圃場状況
蕎麦の発芽生長
蕎麦発芽

「降雨の影響が心配で圃場を見て回りました」

8月26日降雨による影響が心配な週末でした。今週末は日本海から東北付近に停滞する秋雨前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、北日本と北陸では大気の状態が非常に不安定となっていました。8月23日から24日にかけてですが福井県越前市でも大雨洪水警報がでるなど、非常に心配な天候が続いた週末でした。

特に播種直後のそばは湿害に弱いので、栽培期間中は滞水しないかが心配の種となります。ソバの栽培をおこなった現場を見て廻りましたが、前日にかけて降雨量があったものの、一時にまとめて降り続かなかったのが幸いしたのか、滞水している箇所はあまり見られませんでした。

発芽したソバはだいぶん成長しており、丈10cm位には伸びていました。栽培地を車を走らせているとソバの成長が進み緑色が目立ち始めています。これからが楽しみになってきます。