2013年福井県蕎麦の栽培日記その3

「播種作業より約一か月が経過しようとしております」

9月17日播種から約一月ほど経過しました。昨日まで全国で猛威を振るっていた台風18号もようやく去りました。福井県越前市も昨日の夕方頃より、ようやく晴れ間が見られるようになりました。

「日本全国各地で猛威を振るった台風」

日本全国各地でも台風による被害の状況を見ていると、あらためて自然の力の脅威を感じました。被災された全国の皆様にはお見舞い申し上げます。

「9月17日越前市山室地区の圃場の様子」

そして本日は昨日までの荒れたお天気と変わって、朝から昨日までの雨と風が嘘のような快晴です。蕎麦の栽培地をぐるりと巡回してきました。本日は山室地区の蕎麦の栽培地です。本日は快晴のお天気で一見何事も無かったような感じですが・・・山室地区では滞水している箇所は見られませんでしたが、やはり地盤が水を含んでいるようでした。台風による強風で外側の方は少し傾いています。今後の週間天気予報では晴れが続いていますのでこのまま成長してくれれば良いのですが・・・
越前市山室地区の蕎麦の生長

越前市山室地区の蕎麦の生長

越前市山室地区の蕎麦の生長

越前市山室地区の蕎麦の生長

越前市山室地区の蕎麦の生長

台風による強風で外側の方は少し傾いている

「9月18日越前市西樫尾地区の圃場の様子」

9月18日本日は西樫尾地区の蕎麦栽培地を廻ってきました。この地区は他の栽培地から一週間ほど遅れての播種となりました。発芽が遅かった分雨風の影響でやはり一部に発芽の見られない箇所が所々見られます。今年度の収穫への影響はかなりありそうです。とはいえ栽培地をぐるりと歩いていますと開花した白いソバの花からふんわりと独特の香りが漂ってきています。

ソバの花が開花

「ソバの花の匂いは何の匂い?」

昨年は地元の新聞でも「このニオイは何のニオイ?」と記事にもなっていました。そんな香りを嗅ぎながら今後のお天気と元気よく育っていくのを期待です。

「日野山は現在は俗に越前富士と呼ばれている」

蕎麦栽培地のむこうに見える山は日野山です。福井県越前市と南条郡南越前町にまたがる山で、福井平野から眺める山容が秀麗な景観を見せることから、現在では俗に越前富士と呼ばれています。

福井県越前市の日野山

「ソバの受粉方法は適法受粉≒他家受粉」

ソバの花の周りにハチなどの虫が見られます。通常の作物が1種で受粉を行って結実するのに対し、そばは2種を昆虫などによって受粉させる「適法受粉」という方法でなければ結実できない仕組みになっています。そばのような他家受粉は、その花粉の運搬を虫や風に頼ることになりますので、気候などによってその受粉率が大きく左右されます。若干育ちの悪い箇所や発芽しなかった箇所が見られます。やはり今年度の収穫への影響はかなりありそうです。
育ちの悪い箇所

「一本だけひょろりと伸びたソバの花」

一本だけひょろりと伸びています。これからいいお天気が続いて元気に育ってほしいですね。
一本だけ伸びたソバの花