公開日:2017/11/14

平成29年福井県産秋蕎麦の栽培レポートその7「収穫刈取り作業も終わり・・・」

「平成29年産秋蕎麦の収穫作業が終わりました」

 11月中旬となり、例年だったらもうすでに新そば粉の販売を開始しておりますが、今年はここ近年では見られないくらいの大不作という状況で、8月の大雨によりせっかく播種した種が流されてしまい再び二度播きした圃場などでは、刈取りが例年より遅くなっております。色んな要因が重なり若干例年よりも新蕎麦販売が遅れております。

「今年の福井県内の蕎麦収穫の状況」

 さて、今年の福井県内の蕎麦の収穫量状況ですが、あちこち聞いていますがいい話は聞けなく、改めて厳しい状況でした。いつもお世話になっている福井市地区の農家さんでも先月の台風21号の影響で大打撃を受け、ほとんど取れなく、来年の種を確保するので一杯とのこと。先週に現場を見てみるとほとんど生えているところが無いような状態でした。
 越前市地区で聞いてみると「今のところざっと昨年の4割程度だろう」ということでした。大野勝山地区でも大体例年の5~6割程度だとか。弊社でも、毎年良質の玄そばを納入していただいている農家さんの一部から「来年の種だけで、今年お出しできる玄そばが無い」との連絡があり、ガッカリな状態です。

「弊社の栽培管理部門での今年のソバの収量は?」

 弊社での栽培管理している越前産ソバの収量ですが、10月25日頃より刈り始めており、本日全部の収穫作業が終わりました。刈り始め当初から一日中刈取りしても全然袋にたまらなく、夕方にようやく一回だけ乾燥施設への搬入があるような毎日でした。中々まとめての搬入がないため、例年ですと3台の乾燥機がフル回転で、毎晩遅くまで残業というような感じでしたが、今年は乾燥機一台だけがかろうじて動いている時のほうが多い毎日でした。

製粉所の裏にあるソバ乾燥施設

 ただ、農家さんにお願いして何とか多めに搬入していただいたことなど、苦しい時に助けていただいたことに本当に感謝感謝でした。また、全体的に台風の影響などであきらめていたのですが、いざ刈取りを始めてみると、予想よりかなり収量があった圃場もあるというような嬉しい出来事もあり、ざっとした計算では自社栽培部門での確保量は昨年の6~7割程度まで確保できたかなという感じです。といっても、来年の秋の収穫までに必要な一年分の確保量(昨年程度)にはまだまだ全然足りておりません(冷汗)
 今週からは収穫された平成29年産玄そばは選別調整後に袋詰めに入り、随時検査を受けていきたいと思っております。現在につきましては、丸岡産、大野産他でお願いしている契約農家さん等からの連絡待ちとなっておりますが、全体的な確保数量がわかるのはもう少し後になりそうです。