令和3年「福井県産夏ソバ」が収穫されています。

「6月中旬より始まった春撒き夏収穫の夏ソバの収穫」

 久しぶりのブログ更新となりました(汗)先週末は快晴の日を狙って「令和3年産福井県産夏ソバ」の収穫状況を見てきましたのでレポート報告をしたいと思います。

「夏の新そば(キタワセ種)福井県産の収穫状況」

 ずっとブログの更新をさぼっておりましたので、夏の新そばの生育状況や販売開始などについての情報がわからないと、お問い合わせをメールやお電話でたくさんいただきまして誠にありがとうございます。今後は真面目に?無理の無い様に更新していきたいと思っております。(ペコリ) さて、先週末の時点では天気予報によると梅雨に入るのか、これからしばらくお天気が悪い日が続きそうな感じでしたので、お天気のいい日に圃場を見に行きたいと思っていたところ、生産者のハーネス河合さんより「あわら市方面は6月中旬より刈っていて、福井市の圃場でもそろそろ刈るよ」とのご連絡を頂き、早速晴天の日に車を走らせて見学に行ってきました。場所は一級河川九頭竜川沿いで、周り一面が農業地帯であることからも、グルリと見渡すと緑一面の最高のロケーションの場所です。

福井県産夏そばの収穫状況
福井市山室町の夏そばの圃場にて刈り取り開始!

 実は先月5月の末頃に用事があり、あわら市まで車で行ったときに「夏そばどんな感じかな?」と思い、圃場の近くを通って状態を見てみたときは、当日は雨降りだったこともあり圃場の一部も滞水している箇所も見られ、そういえば5月以降はあまりいいお天気だった感じがしなかったので、「今年はあまり良くないのかな?」というイメージで思っておりましたが、ハーネス河合の水戸守さん曰く「背丈は短いけど例年より実の付き具合が良くいい感じだよ」とのことで期待が膨らみます。

収穫直前の福井県夏そば圃場
夏そばは秋そばに比べて背丈が短いが実の付き具合は抜群!

 6月下旬以降は週間天気予報ではあまり良いお天気ではない予報でしたので、雨が続く前に刈り取ってしまわないといけないとの事で、これから急ピッチで収穫作業が行われるでしょう。この時期の収穫は秋そばの収穫時期以上に、天候の良し悪しに非常に左右されます。季節柄梅雨時期に入ることもあり、収穫時期の長雨と降りやんだ後の高気温により穂発芽(春播き栽培では梅雨の初期に収穫期を迎えるため、降雨とその後の高気温により作物の実が穂についたまま発芽してしまう現象)などの心配もありますので刈り取りがすべて終わるまで油断ができません。

黒くなり始めた福井県産夏そばの実
上のほうはまだ青い実がついているが、下のほうは黒化している夏そばの実。

「フレッシュな穀物独特の香りが広がってきます」

 6月中旬より刈り始めた早刈りの夏そばは、もうすでに乾燥調製を済ませたのちに袋詰めされ、後は検査を待つ状況でした。袋を開けて収穫したての玄ソバをひと掴みしてみると、袋を開けた瞬間からフレッシュな穀物独特の香りが広がってきます。

乾燥袋詰めされた福井県産夏そばの玄ソバ

 夏そばにつきましては、少量を一度試し挽きを行い製粉した粉を、一度打ってみて製麺性や出来具合などを試したのちに販売開始を行いたいと思っております。令和3年福井県産夏の新そば粉の販売開始は7月の上旬を予定しております。もうしばらくだけお待ちくださりますようお願い申し上げます。

袋詰めされた福井県産夏そばの玄ソバ

「令和3年福井県産夏の新そば粉の販売開始は7月上旬を予定しております」

 収穫された夏ソバは福井市のハーネス河合さんの乾燥施設にて乾燥・調整されたのちに出荷となります。また夏の新蕎麦の販売開始前にはブログ等でご報告させていただきますので、「令和3年福井県産夏の新そば粉」ご期待ください!