「令和元年産」福井夏の新そば粉での蕎麦打ち(二八蕎麦)

「福井県産夏の新そば(キタワセ種)好評販売中」

 7月も下旬となるのに梅雨っぽいジメジメとした日が続きます。天気予報を見てみると、今週末からは、梅雨明けしたようなお天気になるとの予報ですが、早くカラッとした”なつぞら”が見てみたいものです。夏季期間限定販売の福井県産夏の新そば粉好評です。お早めにどうぞ!

「夏の新そば粉で試し打ち(二八蕎麦)」

 今回は夏蕎麦入荷製粉後に、弊社の蕎麦打ち部屋にておこなった「夏の新そば粉」の試し打ちデータをアップしました。夏季時期の蕎麦打ちは、室内気温や湿度が高くて蒸し蒸しとしているので、そばを打っているときも少々ストレスを感じます。ホントに夏場は蕎麦打ち職人泣かせの時期ですね。今回は二八蕎麦でのそば打ちです。そば粉自体は非常にしっとりとしていてギュッと握ると掌の跡が残ります。その時の感じは前回のブログをご参照ください。→「令和元年産」福井夏の新そば入荷しております!

薄く緑かかった令和元年産福井県産夏の新そば粉
薄く緑かかった令和元年産福井県産夏の新そば粉

 早速そば粉に水を入れ回してみるといい香りがします。ちなみに今回のそば打ち環境について、室内温度:26度位。湿度:70%位。(※100円均一で買ってきた温度湿度計が正確なら)でも・・・体感不快指数:かなり不快な状態でした。一生懸命水廻しをしていると額から汗が流れてきます。この時点で服がまとわりついて少しイラっとする。夏場の蕎麦打ちは中々難しい点がありますが、次回のブログでは夏場の蕎麦打ちの時に注意すべき点など書いていきたいと思います。今回はあえて困難な状況で蕎麦を打ちました。

夏の新そば粉で二八蕎麦打ち水回し前

 練りが終わって麺体も丸くなりました。最初に全体量の2/3の水を入れ混ぜ、次に残りの半分程度入れ再び混ぜたところでちょうどいい感じでしたが、最後に手水で調整して、最終的な加水率は43.8%でした。個人的にはちょうどいい堅さです。二八蕎麦で打つ場合の加水率は、44%プラスマイナス2%位で打つといいかと思います。

夏の新そば粉で二八蕎麦打ちくくり完了

 麺を切った感じでは、麺体に蕎麦切り包丁を下すと抵抗なくサクサクと切れていきます。モッチリと粘りつく感じは無く、包丁にまとわりつく感じも無いので、加水的にもちょうどいい感じだったのではないかと思います。

夏の新そば粉で二八蕎麦打ちで麺を切った状態

  早速夜に夏そばを試食してみました。冷やした出し汁に麺だけのシンプルな冷やしかけそばにて食べてみました。茹でるときには、多めの茹で湯に少量の生麺(1人前~2人前)程度を入れて、優しく茹で上げるといいですよ。

夏の新そば粉で二八蕎麦を冷やしかけ蕎麦にて

 こちらは7月の上旬に福井市内の蕎麦店「蕎麦やす竹」さんにて行われた夏の新そばを味わう試食会にて食べた「夏の新そば十割蕎麦」です。十割細打ちのシャキッと仕上げた夏そばは最高でした。

蕎麦やす竹さんの夏の新そば十割蕎麦試食会にて
蕎麦やす竹さんの夏の新そば十割蕎麦試食会にて

 2019年福井県産「夏の新そば粉」夏季期間限定販売中。令和元年夏収穫!ふくい越前夏の新そば粉の清々しい色と香り!まだまだ生産量も少ないため無くなり次第終了となります。

 福井県産夏の新そば粉については→こちらからどうぞ(※令和元年産夏そば粉販売終了いたしました)

 福井県産夏の新そば粉のご注文は→こちらからどうぞ(※令和元年産夏そば粉販売終了いたしました)