平成29年福井県産秋蕎麦の栽培レポートその5「今年の福井県のソバ栽培の状況は?」

「10月になりました。朝晩が肌寒くなってきております。」

 10月になりました。朝晩が少々肌寒くなってきております。晴れた日の日中は過ごしやすい気温ですが、夜になるともう長袖じゃないと肌寒くなってきましたね。

「県外ご店舗様との蕎麦畑の視察見学」

 さて、10月に入り福井県内を走っておりますと、いたるところにソバの白い花が咲いている風景を見ることができます。風に吹かれて独特の匂いが漂ってきますけどね。「この時期の福井県のそば圃場の風景を見に行きたい。」との事で先週、今週と数件の県外蕎麦店様のご来店があり、そば畑を視察しながら、現在の発育状況や栽培に関するご説明をさせていただきました。皆さん中々見られないこの時期の蕎麦の花が満開の風景などに興味津々でした。

越前市山室地区そば圃場状況(9月29日撮影)

「福井県各地の秋ソバの生長状況」

 さて、福井県の秋ソバの状況ですが、播種後にやってきた8月下旬の大雨で流された部分には、再度二度播きを行うなど行っておりますが、やはりそういった箇所の生長具合は悪く、あまり収量は期待できません。越前市周辺でも8月上旬当たりに播種した圃場はまずまずの状況ですが、播種が8月中旬になってしまった個所については、発芽時の大雨の影響で背丈も短く、前回更新時のようにまばらにしか生えておりません。
 先日は、大野在来等の大野市、勝山市と視察に行ってきましたが、見た目は白い花がある程度咲いておりましたが、今年の収穫等の状況を聞いてみたところ、「今年は厳しい・・・」との事でした。丸岡在来で有名な坂井市の農家さんからも「今年は予定している数量分は難しい。」との返事でした。
 福井市地区でもやはり例年通りの収量は期待できないとのことで、今年は非常に厳しい状況となっております。蕎麦の栽培はどうしても天候に左右されるため何ともいえない気持ちです。

「ソバ圃場の周りにはミツバチなどの虫がブンブンと飛んでいる」

 そば圃場の視察などをしていると、風に揺られてなびく蕎麦花の周りにはミツバチや蝶々などが飛んでいて、癒される風景が見られます。もっといっぱい頑張って受粉のお手伝いをしてね!と思いながら見ておりました。

 10月下旬になるといよいよ収穫作業が始まります。それまでいいお天気が続いて、少しでもいい状況を迎えてほしいものです。また次回も平成29年産福井県内の蕎麦栽培状況レポートを更新していきたいと思っております。