平成29年福井県産秋蕎麦の栽培レポートその6「新蕎麦の収穫まであと少し」

「平成29年産秋蕎麦の収穫までもう少しとなりました」

 10月も中旬を迎え、白い蕎麦の花で満開だったソバ圃場も段々と茶色くなってきました。今週末にかけてやってくる台風が非常に心配ですが・・・

「収穫間近の蕎麦の圃場の状況は・・・」

 10月も中旬になりました。来週末くらいからはいよいよ平成29年福井県産秋ソバの収穫が開始される予定です。弊社製粉所裏のそば乾燥施設も今週に入り、受入れの準備を行っております。今年度も越前市(旧今立町)産につきましては自社にて栽培管理から乾燥調製まで行っておりますが、さてどれくらいの収量が見込めるでしょうか?

収穫間近のそば畑
10月18日(越前市山室町)

 徐々に実が熟してきております。まずまずの圃場もありますが、やはり厳しい箇所が見られます。収量としては昨年程は期待できないかもしれません。改めて天候に左右される蕎麦の栽培は難しいということが実感できます。

黒化したそばの実
10月18日(越前市山室町)

 例年この時期は「新蕎麦だ!」とワクワクドキドキしているものですが、不作が予想される今年の状況だと心配な部分が大きくて、かなり気持ち的にも落ち込んでおります。

湿害の影響を受けたそば畑
10月18日(越前市赤坂町)

 しかし、10月に入ってからはお電話やメールで”新蕎麦”についてのお問い合わせが段々と多くなってきております。気持ちを切り替えて、できることを精一杯やっていきたいと思っております。

湿害の影響を受けたそば畑