平成30年福井県産秋そばの栽培レポートその3「開花」

「ソバの白い花が開花しています」

 本日の福井県は久しぶりの晴れ空が見られます。本当に暑かった夏が過ぎ、空を見渡すと秋の空模様で涼しくなってきました。米どころ福井県!製粉所周辺では今年の新米の刈取り風景があちこちに見られます。さて暫く更新されなかった今年のソバの栽培状況は・・・

「台風21号の通過前には緑一面のソバ圃場風景が!」

 播種後は中々雨が降らないため、発芽していない部分もありましたが、まとまった雨降り後にはようやく可愛らしい芽を出し始めました。台風21号が通過する前の8月の下旬に撮影した時点では、青々と密集するくらいのソバ圃場風景が見られました。

越前市山室地区(8月29日撮影)

 こちらは別の圃場になります。今年から湿害に弱いソバの湿害回避と収穫量を向上させるために、小畔立て播種で行った圃場になります。播種後に中々雨が降らなかったので他の圃場よりも発芽が遅れていましたが、緑一面でこんもりとした圃場を見ていると、今年はいい感じでいけそうだなあ!と思っていたのですが・・・

越前市国中及び赤坂地区(8月29日撮影)

「台風21号通過後には白いソバの花の開花が見られますが・・・」

 日本を縦断しながら各地に甚大な被害をもたらした台風21号ですが、福井県内各地でも大きな被害が出ておりました。弊社製粉所事務所も周り一面が田園が広がる何もない区域なので、思いっきり台風の強風にあたるため、窓ガラス割れるんじゃないだろうか?と心配しながら事務所に待機しておりましたが、製粉所内も被害はなかったのでホッと一安心でした。さて、こちらは9月17日の圃場風景です。ソバの可憐な白い花が開花しております。

越前市山室地区(9月17日撮影)

 こちらの圃場も同時期に播種を行っておりますので成長具合は同じくらいといったところです。でも一部ではまだら状に発芽していない部分も出てきていたり、また一部では未発芽が多いためか雑草に負けている圃場もちらほらとみられます。

越前市赤坂地区(9月17日撮影)

 こちらも先日の台風21号の影響で倒れてしまった所からL字型に伸びています。一見見てみると大丈夫のように見えるのですが、圃場内に近づいてみるとやっぱり倒伏した分だけ背丈が短く、この状態だと刈取りの時に手間がかかる可能性が発生しそうです。

 9月に入ってからもずっと曇りや雨模様が続いているためか、イマイチ開花した時のソバの花の匂いが感じられません。本日は程よい暑さの中秋空ばれのお天気ですが、このようなお天気がこれ以降続いてくれればよいのですが・・・

 ちなみに、8月上旬の北海道の農業新聞によると、今年の北海道への7月上旬の大雨などの影響で北海道産ソバの収穫量が前年比の4割から5割程度に落ち込む見通しとの事で、価格もかなりの値上がり幅を見せているとの事ですが、今年も価格的に厳しい年になりそうだと今からガクガクブルブルしております(涙)